鷹は飢えても遺品整理

身内の人が亡くなったときに行わなければならないのが、「遺品整理」です。
　亡くなった家族の為にも、しっかりと行わなければいけません。
とは言っても、

「何から手をつければいいのか分からない」
「片付け方は？費用はどのくらいかかるの？」

といった悩みを持っている方が多いのが現状です。
そこで今回は、遺品整理にかかる費用について、お話しします。あらかじめ費用を知っておくことで、もしもの時に慌てずに済みます。

遺品整理の相場はどのくらい？

遺品整理の相場は、１R・１Kで3万円～8万円、１DKで5万円～12万円、２DKで９万円～２５万となっています。
普段遺品について考えることはないので、「意外と高いな…」と思った方もいるのではないでしょうか。
この費用を決定する要素は主に以下の３つです。
　
　・処分する遺品の量
　・処分する遺品の種類
　・サービス

先ほどお伝えした遺品相場に差があるのは、人によって処分する遺品の数が異なるからです。部屋がたくさんあっても、処分する遺品が少なければ、費用を抑えられます。
また、遺品の種類も費用を決める重要な要素です。遺品整理業者は、リサイクル業者と提携しているので、遺品がリサイクルできるものであれば、処分料がほとんどかかりません。一方で、リサイクル不能なものが多いと、費用が高くなります。
このように、処分する遺品の量や質で費用が決まるということを覚えておきましょう。事前に大まかな費用を計算することが出来ます。
さらに、遺品整理業者が提供するサービスにもお金がかかります。業者によってサービスは異なりますが、クリーニングや家の解体、相続の相談などのサービスがあります。これらのサービスを依頼すると別途料金が発生するので、頭に入れておきましょう。

費用を抑えるコツとは？

　これらの費用を抑える方法は、いくつかあります。
　その一つが、「事前に片付けておく」です。遺品処理費用を決める一番の要因は、遺品の量です。業者に頼るとどうしても高額になってしまうので、自分たちで処理することで、大幅に費用を削減することが出来ます。しかし、なかには形見となる大切なものもあると思うので、無理に自分たちで処理しようとしないことです。出来る範囲で行いましょう。

まとめ

　いつ何時あなたの大切な人が亡くなるかわかりません。あまり考えたくないことですが、その時になって慌てずに済むように、今のうちから知識を蓄えておきましょう。